ヨーロッパの窓ガラスの歴史をひも解く!実用化されたのはいつから?製法や構造は?

ヨーロッパの窓ガラスの歴史をひも解く!実用化されたのはいつから?製法や構造は?

現代では当たり前のようにある窓ガラス。

いつから使われるようになったのでしょうか?

透明で大きなガラスはどうやって作られているのでしょうか?

窓ガラスについて、さまざまな疑問を紐解いていきましょう^^

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ヨーロッパの窓ガラスの歴史とは

ガラスの歴史はかなり深く、石器時代までさかのぼることになります。

石器時代の武器(矢じり)や包丁に使われていたのは黒曜石と呼ばれるガラス質の天然石で作られていたと言われています。

ヨーロッパではガラスは陶磁器を作る材料として使われ、なんと紀元前5000年頃から利用されていたそうです!また、紀元前3000年ころにはアルカリ石灰ガラスでの装飾ガラスが作られていたそうです^^

そして、ヨーロッパ中世のころに窓ガラスが誕生したと言われていますが、なかなか家などに窓ガラスは使われることがあまりなく、普及しませんでした。しかし、中世後期の頃に教会にステンドグラスとして窓ガラスが使われるようになったそうです。このころから西ヨーロッパにも窓ガラスが広まっていったとされています。

ちなみに日本では、明治21年頃からガラスが初めて使用されたとされており、ビール瓶などが作られていたそうです。ビール瓶もそんな昔からあるんですね!

ヨーロッパで窓ガラスが実用化されたのはいつから?

その昔、ガラスはお金持ちの家にしかないものでした。

それが一般の家庭にまで伝わるようになったのは紀元前1世紀頃と言われています。

このころエジプトでは吹きガラスと呼ばれる成形技法が開発されていました。

また、技術改革も起こり、大量に安くガラス製品が生産されるようになっていました。

このガラスはローマ帝国全土で使用されていて、ローマガラスと呼ばれています。

このころのガラスは板状に成形して窓にはめ込むという作業をしていたそうです。

これが窓ガラスの始まりと言われています。

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当時の窓ガラスが製法や構造は?

ガラスはどのようにしてつくられていたのでしょうか?古い順にご紹介していきます^^

・クラウン法

これがいちばん最初の製造方法です。

拭き竿と呼ばれる筒をガラスにつけて空気を送り込みます。

膨らんだガラスを筒から離し、回転させて遠心力で平らにします。

ビール瓶の底ほどの大きさになったガラスを鉛で作った枠でつなぎ、窓にはめ込むといった製法です。

この窓はロンデル窓と呼ばれていました。

・キャスティング法

銅でできたキャスティングテーブルを鋳型にし、そこへ溶かしたガラスを流して平らにします。

その後ガラス表面を研磨し完成です。

・シリンダー法

空気を吹き込んだガラスの上下を切り取り筒状にします。

これを切り開いて長方形のガラスを作ります。

このシリンダー法によって大きなガラスを作ることができようになりました。

・ラバース法

シリンダー法を機械化させた製法。

これによって板状のガラスを大量生産することができるようになりました。

・蓄熱式加熱法

今までの製法では、ガラスの加熱と冷却を繰り返し行っていたのですが、この製法によって、最初の段階の加熱してガラスを溶かすところから仕上げまでを連続して行えるようになりました。

・フロート法

溶融金属の上に溶けているガラスを流します。

そうすると、ガラスは溶融金属の上に浮き上がってきます。

分離させるような状態にすることで、板状のガラスがこれまでよりも簡単に作れるようになりました。

この製法は現代でも続いています。

最後にまとめ

ガラスの歴史はとても深く、製法の仕方もたくさん改良されてきたことがわかりますね^^

今ではどの家庭にも当たり前のようにあるガラス。

とても昔からガラスは用いられていて現代でも使われていると考えると、感慨深いものがありますね☆

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